10センチメートル☆ロマンス





「始まるわよぉ〜♪」



 ママさんの声に目を向けると、入場門からリレーの走者が駆け足で校庭に出て来た。


 途中二手に別れて朝礼台側、生徒の応援席側に別れる。



 蒼くんは青組のアンカー。

 たすきを斜めにかけてる姿が格好良い!



「……目がハートだよ」
「ひっ ひどいっ!
 そんな事ないもん!」

「ほらほら、2人とも〜!

 始まるから見てなきゃダメよ〜」





パァ――ン…



 鉄砲が鳴った瞬間、みんなの視線は校庭へ。