私よりも小さな身体で、一生懸命私を包み込もうとする蒼くん。 私も、抱きしめ返した。 ブッ 『ゴホンッ あー、あー 5-3、都築蒼一郎! リレーが始まるから入場門に集合!』 ブッ 「「………」」 「聡の奴―――っ ……ごめん。俺行かなきゃ」 おずおずと少し離れて私を見る蒼くん。 .