10センチメートル☆ロマンス





 言いながら、恥ずかしくなって俯いた。

 蒼くんが私を見てるのが分かる。




「〜〜〜っ 見ないでぇぇ!

 は、恥ずかしいから…っ」



 顔が、耳が、全身熱を持ったみたいに熱くなって来て。

 見られることに耐えられなくなった私は、しゃがみ込んでしまった。




「……葵さん」



 両手で顔を覆っても、蒼くんが一歩近づいたのが、分かる。



 そっと、小さな体が私を包んだ。



「……葵さん…

 俺、早く大人になるから。 だからもう少し待ってて?」