10センチメートル☆ロマンス





「……他人に感情を出さなかった蒼一郎が、葵ちゃんには豊かに出せてる。

 俺と美和は、本当に感謝してるんだ。


 ……今日も。

 さっき何があったか聞くつもりは無いけど、蒼一郎の事、嫌わないでやって?

 アイツは今、男として成長してる最中なんだ。
 もし傍にいて葵ちゃんを傷付けるような事をしたら、俺がキッチリ後始末つけてやるから」



 ニッコリ笑って私の頭をポンポン叩くパパさん。



 ……最後の方の口調、今までと全然違うよね?


 やっぱり蒼くんのパパさんだ…。