「ふふっ なんだか蒼一郎を見てるといじりたくなるんだよね」 そんなパパさんの言葉に更に頬を膨らませるママさん。 私にはさっぱり分からず、頭はハテナだらけ。 「ああ…。そうゆう事でしたか」 早紀ちゃんには二人の会話が理解出来たのか、ニヤニヤし始めた。 ……私だけ蚊帳の外なんですけどぉ〜! 「葵ちゃん、次は蒼一郎達の組体操だよ。 蒼一郎が毎日傷だらけで練習してた演目だから、近くで見てやって」 パパさんはそう言うと私の手を掴み歩き出した。 私も慌ててサンダルを履き後ろからついて行く。 .