10センチメートル☆ロマンス





ガタッ

「……ご馳走さま」



「あら、蒼ちゃんもういいの? 全然食べ」

「もういらない。席に戻ってる」



 そう言うと、靴を履いて行ってしまった。






 ―――私と目も合わせてくれなかった…。




 もしかして、さっきの私のせい?








 蒼くんの小さな背中を見送っていると、


「もぉ〜 どうしてあおい君は蒼ちゃんを煽るかなぁ?」



 なぜか、ママさんがパパさんを怒っていた。