「……葵さん…」 俯く私に、蒼くんが心配そうな声で呼びかける。 ……分かってるよ。 小学生と高校生だし。 ハッキリ私達付き合ってる訳じゃないし。 ……ちゃんと、分かってる。 「……葵さん…」 蒼くんが私の前に来る。俯く私には、蒼くんのほぼ全身が見える。 おもむろに蒼くんが私の顔を覗き込んだ。 「葵さん」 私が泣いてると思ったのか、心配そうな顔で見上げる。 .