私もおずおずと同じ場所を見ると、蒼くんと同じ、青いハチマキの美少女が走り寄ってきた。
「もう! ずっと席にいないんだもん。探しちゃったよっ
……早く戻ろ?」
私に気づかず蒼くんの腕を掴む女の子。
よく見ると茶色いクルクルの髪を左右にレースのリボンで結んで可愛い女の子で。
その頬は、ほんのり赤い。
私はまたツキンと痛む胸を何とか誤魔化しながら、2人を見ていた。
「……相田、悪いけど先戻ってて」
「都築くん何言って…」
相田と呼ばれた女の子が、蒼くんの後ろにいる私に気付くと怪訝な顔をした。
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