蒼くんの瞳が、ゆっくり伏せていく。 ……キス……される――… 私も、目蓋を閉じた…。 「―――都築くんっ!」 「「!?」」 遠くから蒼くんを呼ぶ女の子の声に、咄嗟にお互い離れて顔を見合わせる。 「…チッ」 ……舌打ち?! 蒼くんは舌打ちし、階段を下りて呼ばれた方を見た。 .