「……あ、の…」 二段上に立ってるせいで、私を見下ろす形の蒼くん。 どうしよう…。怒ってる。 明らかに怒ってるよねぇっ?! 顔を真っ赤にしながらアタフタする私を、ただ感情の無い顔で見る蒼くん。 何て言ったらいいのか頭真っ白な私。 目をキョロキョロしながら黙ってると、 「……怒ってないから、答えて」 溜め息とともに、頭上から聞こえた蒼くんの言葉に再び涙がこみ上げる。 .