10センチメートル☆ロマンス





 聡くんは、何度か蒼くんに会いに放課後学校に行った時に仲良くなった、蒼くんのお友達。



 クラスに一人はいる、ムードメーカーの一人。




「……残念だったね。 でも、リレー聡くんも出るんだよね?

 大丈夫、頑張って!」


 ニッコリ笑って言うと、周りの子達が真っ赤になりながらこちらを見た。



「……やっぱ葵さんはキレイだなぁ〜!」

「えぇっ! そんな事な」

「葵さんっ!」



 急な呼び声に、聡君とビックリしながら振り返ると。


 蒼くんが眉間にしわを寄せながらこちらを見ていた。




「何で、葵さんがここにいるの?」