10センチメートル☆ロマンス





 一位だった順位が、二位、三位と下がって行く。



 蒼くんは立ち上がりみんなに声をかけ、また走り出した。


 次の子達にバトンタッチした後、傷だらけの彼達は救護テントまで連れて行かれた。



 蒼くんは悔しそうな顔で、足を引きずりながらみんなについて行く。







「わっ 私、見てきます!」


 慌ててサンダルを履き、救護テントへ走っていく。




 ……なんて声をかけたらいいのかも分からないのに。