名前を聞いただけで更に紅くなる私。 目をキョロキョロしながらも、小さく頷く。 なんだかイケない事してるみたいで堂々と言えない。 しかも、私の恋心までバレてる気がして……落ち着かないよぉ! 「ふうん……」 佐伯くんはそのまま黙り、私はこの空気に耐えられなくてこの場を逃げようとしたら。 「葵〜 蒼くんて誰?」 早紀ちゃんが私の後ろからひょっこり顔を出し、ニヤニヤしながら私に聞いてきた。 ―――ヤバいっ! まだ早紀ちゃんには何にも言って無いのにぃ〜〜〜っ! .