「あ……ごめん。 夕方なら大丈夫だけど、お昼はちょっと」 「何か用あるの?」 佐伯くんは笑顔で聞いてくる。 「用っていうか――…」 なんて言おう……。 実は今週の日曜日は蒼くんの学校の運動会。 ……正直に言っちゃおうかな…? 「友達の、運動会……なんだ。 だから日中は厳しいかな……」 真っ赤な顔を隠す為に顔を下に向けた。 「……友達、ね。 それって、あの子? 確か蒼くん……だっけ?」 .