10センチメートル☆ロマンス





「だから……あの人との約束なんか必要無いだろ?」



 蒼くんが話すたびに息がかかる。


 この距離に顔が紅くなるばかり。




「だって……」



 いきなり蒼くんが私の頬に手を当て、


「葵さん、俺にベタ惚れでしょ?」


 ニヤリと笑った瞬間。



 唇に、彼の熱が伝わった――。











 はい、完璧堕ちてます。

 あなたに。