「この間の映画の話をしたかったんだ。 ……約束、途中だっただろ?」 っ! 忘れてた! 「はい、教えて?」 笑顔でジーパンのポケットから携帯を取り出すと、赤外線を促す彼。 ……クラスメイトだし……まぁ、いいのかな? 私がバックの中から携帯を取り出そうとした時。 グイッ 「葵さんっ! 時間無いから行かないと!」 「えっ?! ちょっ、蒼くん!」 いきなり私の手首を掴んでバックを持ち、蒼くんが足早に歩き出した。 .