虹 ~ホントの私って~

ピンポーン
インターホンがなった

「無視して…」

身動きができないくらい
私を、強く抱く

出るつもりなんて
なかった…

今の2人を、邪魔されたくない

息をひそめて

いなくなるのを

待っていた