「暖房付けておいてよかった。」


そう言って私に笑いかけてくれるお兄さん。


暖房のせいか、顔と耳があっという間に熱くなっちゃった。


私のために暖房を付けておいてくれたのかな?


お兄さんはどこまで気が利くんだろう。


「どこに行くんですか?」


「とりあえずドライブ。」


そう言って車は出発。


「今日はゼリー作ってきてくれてないの?」


「えぇっ!?」