「―――は~・・・・っ」
ボスン
制服も脱がずに、そのままベッドへダイビング。
――――やってしまった・・・・
あの後、プレゼントを考えていたつもりがいつの間にか寝てしまっていて・・・・・・・・・
―――――――――――
「・・・・・きなさん、凱那さん。」
「・・・・・・・ん~・・・・・・」
パチ
微睡む視界が徐々に鮮明になってくる。
肩を揺すっている手を退けようと体を起こした瞬間
「あ、起きましたか凱那さん。着きましたよ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ち」
「・・・ち?」
「近すぎるんだけどぉお―――――――――――!!!!!!!!!」
目の前には希彩の綺麗な薄茶色の瞳。
一瞬なんだか解らないくらい至近距離にいたから、思わず
手を振りかぶって
「い、―――!!?」
小気味良い音をたてて、希彩の頬をひっぱたいてしまった。
「あ、あああ!えっと、ごめん希彩!あのっ・・・・!」
う、うそ・・・・何してんの私―――――!!!!
最悪なことをしてしまったと、頭が冷水をかけられたように急速に冷えていくのに
首から顔に急激に熱が集まってくる。
どっちなの!!?と思わず自問自答したいくらいパニックになってしまった私が最終的にとった行動は――――――
「ごめんなさいー!!!」
・・・・・・・・光の早さでその場から逃げることだった・・・・・・・・・・・。
―――――――――――
「最悪だよ私ー!!!」
先程の事を思い出して、また悶え転げる。
だって、あああんな顔が近くて・・・・!!!!
ほんの一瞬
「・・・・・・・キス、・・・・・されるのかと思った・・・・・・・・。」
って何言ってんの私ー!!!!!
一人で何考えてんのよ超痛い!!!
私今、絶対痛い奴だから!!!!
一人で勝手に妄想して爆発して希彩を思いっきり叩いちゃうなんて・・・・!!!!
枕に顔を埋めて、バスバスとベッドを足で叩く。
衝撃で上下に揺れる振動の中、熱くなった頬に手を当ててみた。
あ―・・・・熱い。
これはかなりヤバイかも。
