*
(遅い…何かあったのだろうか…)
ホテルの部屋ではヴェールが行ったり来たりしながら窓の外を何度も眺める。
二人は朝でかけたっきり、真夜中になっても帰って来ないのだ。
探しに行こうかとは思うものの、ヴェールは一人で外に出るのはまだどうにも不安で、さらに、行き違いになることも懸念された。
「たらいま~」
どうしたものかとヴェールが途方に暮れている時、ろれつの回らない声と共に扉が激しく叩かれた。
「サリーさん!」
「おっかえりぃ~!」
扉を開けた途端、酒のにおいがヴェールの鼻をついた。
サリーは明らかに酔っており、意識もどの程度しっかりしているのかわからない。
赤い顔をしたサリーは、床の上に座り込んだ。
「サリーさん…お一人ですか?」
「あったりまえじゃん!
サリーさんが二人もいたら大変じゃないれすか!
サリーさんはお一人れすよ~」
「そうではなくて…てっきりレヴさんとご一緒だと思ったもので…」
「……え……レヴ…まだ帰ってないの?」
「えぇ…まだです…」
(遅い…何かあったのだろうか…)
ホテルの部屋ではヴェールが行ったり来たりしながら窓の外を何度も眺める。
二人は朝でかけたっきり、真夜中になっても帰って来ないのだ。
探しに行こうかとは思うものの、ヴェールは一人で外に出るのはまだどうにも不安で、さらに、行き違いになることも懸念された。
「たらいま~」
どうしたものかとヴェールが途方に暮れている時、ろれつの回らない声と共に扉が激しく叩かれた。
「サリーさん!」
「おっかえりぃ~!」
扉を開けた途端、酒のにおいがヴェールの鼻をついた。
サリーは明らかに酔っており、意識もどの程度しっかりしているのかわからない。
赤い顔をしたサリーは、床の上に座り込んだ。
「サリーさん…お一人ですか?」
「あったりまえじゃん!
サリーさんが二人もいたら大変じゃないれすか!
サリーさんはお一人れすよ~」
「そうではなくて…てっきりレヴさんとご一緒だと思ったもので…」
「……え……レヴ…まだ帰ってないの?」
「えぇ…まだです…」



