(愚かだった…酔っ払いからどんな情報が聞き出せるというのか…
サリーはやはり酒が飲みたかっただけなのだ。
そんなことにも気付かずに、私は振り回されてしまったのか……)
私は気を取り直し、あたりの商店を根気良く聞いて回ることにした。
*
(そう簡単にはみつからないか……)
私は森の民の話を、一軒一軒、丹念に聞いてまわったが、誰もそれらしき話を知っている者はいなかった。
たまに知っている者がいても、そんなものはただの伝説だと笑って端から相手にされないことがほとんどだった。
私は、ジャンの母親にキャストライトを売りに来た男のことでもわかれば…と考えたのだが、この町にはあいにくと宝石を売る店もない。
(そうだ…!)
そういえば、ホテルの主人が言っていた。
あの町には行商が来ると…
ジャンの母に宝石を売ったのも行商の者なのだから、まずは「行商人」のことから聞いていけば良いのだ!)
私はそう気付いてからは行商人についての情報を聞きまわった。
その結果、この町には行商をしている者はいないことがわかった。
こんなに大きな町なのだ。
この町には周辺からたくさんの人間が集まってくる。
なにも行商に等出なくともここに来る客を相手にするだけで十分なのだ。
行商人達はもっと南の町から来ているらしい。
(南から……?)
それは南の森の話しと妙に符合する。
ジャンから聞いた話が急に信憑性を増したように思えた。
サリーはやはり酒が飲みたかっただけなのだ。
そんなことにも気付かずに、私は振り回されてしまったのか……)
私は気を取り直し、あたりの商店を根気良く聞いて回ることにした。
*
(そう簡単にはみつからないか……)
私は森の民の話を、一軒一軒、丹念に聞いてまわったが、誰もそれらしき話を知っている者はいなかった。
たまに知っている者がいても、そんなものはただの伝説だと笑って端から相手にされないことがほとんどだった。
私は、ジャンの母親にキャストライトを売りに来た男のことでもわかれば…と考えたのだが、この町にはあいにくと宝石を売る店もない。
(そうだ…!)
そういえば、ホテルの主人が言っていた。
あの町には行商が来ると…
ジャンの母に宝石を売ったのも行商の者なのだから、まずは「行商人」のことから聞いていけば良いのだ!)
私はそう気付いてからは行商人についての情報を聞きまわった。
その結果、この町には行商をしている者はいないことがわかった。
こんなに大きな町なのだ。
この町には周辺からたくさんの人間が集まってくる。
なにも行商に等出なくともここに来る客を相手にするだけで十分なのだ。
行商人達はもっと南の町から来ているらしい。
(南から……?)
それは南の森の話しと妙に符合する。
ジャンから聞いた話が急に信憑性を増したように思えた。



