私はたまらず立ち上がった。
「どうしたの!?」
それに気付いたサリーが身を起こす。
「サリー、あれを…!」
私が指差す先には、十字に輝く星座があった。
「え…?あ、あれは…!」
「…どう思う?あれが、西の塔の魔女の言う十字架だと思うか?」
「うん、思うよ!!だって、レヴがみつけたんだもん。」
「どういうことだ?」
「うん、間違いないよ。」
私の質問には答えず、サリーは頷いてにっこりと微笑んだ。
(どう受けとめれば良いのだろう…?
言葉通り、素直に受け取って良いのか、それとも私は小馬鹿にされているのか…?!)
それが西の搭の魔女の言う十字架かどうかを確かめる術はない。
迷いはあったが、私は自分の直感をそのまま素直に受け止め、明日はその方向へ進むことを決めた。
「少しあちらの方を見てくる。」
そう言って私が歩きだすと、私も行くとサリーも同行する。
確かにまだ眠くてたまらないという時間ではない。
私達は空の十字の方向を目指し、歩き始めた。
暗い夜道を進んでいくうちに、だんだんと木が増えて来るのを感じた。
先程、サリーがこの近くに森があると言っていたことを思い出し、おそらく今はその森へ続いているのだろう。
このあたりの森に獰猛な動物がいるとは思えなかったが、暗い森の中を進むのは危険だ。
ついうっかりと沼にでも足を踏み入れてしまわないとも限らない。
暗いうちは森には入らない方が良いだろうと、私は考えていた。
「この先に行くのは危険だ。
今夜はこのあたりに止まり、明日、明るくなってから森を抜けよう。」
「なぁに、心配ないって。
あたしは暗い所でもけっこう目が見えるんだから、大丈夫だよ!」
そう言って、サリーは私の忠告を聞かずに森へ入ろうとする。
「やめておけ。
夜は危険だ!」
「……あれ〜?もしかして、レヴは森に入るのが怖いの〜?」
サリーのそんな挑発に私ははついのせられてしまった。
「そんなもの、少しも怖くなどない!」
「じゃあ、行こうよ!」
「どうしたの!?」
それに気付いたサリーが身を起こす。
「サリー、あれを…!」
私が指差す先には、十字に輝く星座があった。
「え…?あ、あれは…!」
「…どう思う?あれが、西の塔の魔女の言う十字架だと思うか?」
「うん、思うよ!!だって、レヴがみつけたんだもん。」
「どういうことだ?」
「うん、間違いないよ。」
私の質問には答えず、サリーは頷いてにっこりと微笑んだ。
(どう受けとめれば良いのだろう…?
言葉通り、素直に受け取って良いのか、それとも私は小馬鹿にされているのか…?!)
それが西の搭の魔女の言う十字架かどうかを確かめる術はない。
迷いはあったが、私は自分の直感をそのまま素直に受け止め、明日はその方向へ進むことを決めた。
「少しあちらの方を見てくる。」
そう言って私が歩きだすと、私も行くとサリーも同行する。
確かにまだ眠くてたまらないという時間ではない。
私達は空の十字の方向を目指し、歩き始めた。
暗い夜道を進んでいくうちに、だんだんと木が増えて来るのを感じた。
先程、サリーがこの近くに森があると言っていたことを思い出し、おそらく今はその森へ続いているのだろう。
このあたりの森に獰猛な動物がいるとは思えなかったが、暗い森の中を進むのは危険だ。
ついうっかりと沼にでも足を踏み入れてしまわないとも限らない。
暗いうちは森には入らない方が良いだろうと、私は考えていた。
「この先に行くのは危険だ。
今夜はこのあたりに止まり、明日、明るくなってから森を抜けよう。」
「なぁに、心配ないって。
あたしは暗い所でもけっこう目が見えるんだから、大丈夫だよ!」
そう言って、サリーは私の忠告を聞かずに森へ入ろうとする。
「やめておけ。
夜は危険だ!」
「……あれ〜?もしかして、レヴは森に入るのが怖いの〜?」
サリーのそんな挑発に私ははついのせられてしまった。
「そんなもの、少しも怖くなどない!」
「じゃあ、行こうよ!」



