「ようし、これで決まりだ!
あ……それで、ジネットのことはどうするんだい?」
「先程の雰囲気では、まさかもう一緒に旅は出来ない…なんて言われるとは考えてはいないだろう。
いずれにせよ、詳しいことは話せないし、彼女にとっての状況は何も変わっていないのだから、ここでいきなり分かれようというのも不自然だ。
こちらとしても、特に状況は変わらぬわけだし、今まで通りで良いのではないか?」
「そうだね……まぁ、今回はジネットにもかなりお世話になったしね。
ジネットの人探しも手伝ってあげたいよね。」
「……では、すべて今まで通りということですね。」
そう言ったヴェールの表情は、どこか嬉しそうだった。
やはり、ヴェールは今でもジネットのことを想っているようだ。
「じゃ、決めるのは行き先だけだね。」
「そうだな……だが、そう急ぐこともあるまい。
今は、差し迫った問題があるわけでもないのだ。
行き先は、ゆっくりと決めようではないか。」
***
レヴ達の魔石に翻弄された旅はようやく幕を閉じたが、それと入れ代わるように目的の変わった新たな旅が始まった。
まずはどこに行けば良いのか…かすかな手掛りさえもないのだが、彼等の心の中には希望と言う道標がある。
今までだってなんとかやって来れたんだから、これからだって大丈夫!
これまでに積み重ねてきた経験が、自信となって小さな希望の支えになってくれる。
先のことなんて誰にもわからない。
わからないから自分で進んで確かめるしかない…
その先に待つのが希望であろうと絶望であろうと、それは進まなければわからない事なのだから……
another story~fin.
あ……それで、ジネットのことはどうするんだい?」
「先程の雰囲気では、まさかもう一緒に旅は出来ない…なんて言われるとは考えてはいないだろう。
いずれにせよ、詳しいことは話せないし、彼女にとっての状況は何も変わっていないのだから、ここでいきなり分かれようというのも不自然だ。
こちらとしても、特に状況は変わらぬわけだし、今まで通りで良いのではないか?」
「そうだね……まぁ、今回はジネットにもかなりお世話になったしね。
ジネットの人探しも手伝ってあげたいよね。」
「……では、すべて今まで通りということですね。」
そう言ったヴェールの表情は、どこか嬉しそうだった。
やはり、ヴェールは今でもジネットのことを想っているようだ。
「じゃ、決めるのは行き先だけだね。」
「そうだな……だが、そう急ぐこともあるまい。
今は、差し迫った問題があるわけでもないのだ。
行き先は、ゆっくりと決めようではないか。」
***
レヴ達の魔石に翻弄された旅はようやく幕を閉じたが、それと入れ代わるように目的の変わった新たな旅が始まった。
まずはどこに行けば良いのか…かすかな手掛りさえもないのだが、彼等の心の中には希望と言う道標がある。
今までだってなんとかやって来れたんだから、これからだって大丈夫!
これまでに積み重ねてきた経験が、自信となって小さな希望の支えになってくれる。
先のことなんて誰にもわからない。
わからないから自分で進んで確かめるしかない…
その先に待つのが希望であろうと絶望であろうと、それは進まなければわからない事なのだから……
another story~fin.



