*
ヴェールとサリーが旅立ってから、早くももう一ヶ月近くの月日が流れていた。
レヴの病状は一進一退を繰り返していたが、近頃ではめっきりと食も細くなり、ほとんどの時間を眠って過ごすようになっていた。
医者も、何の病気なのかさっぱりわからないと首をひねるばかりで、処方されるのはたいした効き目ももたらさない解熱剤だけ…
ジネットも近くの山で薬草を探してきたが、解熱剤同様に気休めのようなものでしかなかった。
何を与えてもレヴの病状は回復しないのだ。
青白い顔をして眠るレヴの頬は、日一日とこけてきている。
(……お二人はこんなに長い間一体どこへ行かれてるのかしら…
このままでは、もしかするとレヴさんは……
…いえ!そんなこと考えちゃ駄目だわ!
こんな時だもの。
私がしっかりしなくては…!)
ジネットは、自分にそう言い聞かせたが、レヴの顔を見ていると不安は膨らむばかりだった。
(一体、どうすれば良いのかしら?
私はここを離れることは出来ないし…
ヴェールさんやサリーさんも、もしかしたらレヴさんのことででかけられたのかもしれないけど…
でも、それならどうか早く帰ってきて…!
早くしないとレヴさんが…!)
弱々しい寝息を立てて眠るレヴの傍らで、ジネットは心細さにそっと涙を拭った…
ヴェールとサリーが旅立ってから、早くももう一ヶ月近くの月日が流れていた。
レヴの病状は一進一退を繰り返していたが、近頃ではめっきりと食も細くなり、ほとんどの時間を眠って過ごすようになっていた。
医者も、何の病気なのかさっぱりわからないと首をひねるばかりで、処方されるのはたいした効き目ももたらさない解熱剤だけ…
ジネットも近くの山で薬草を探してきたが、解熱剤同様に気休めのようなものでしかなかった。
何を与えてもレヴの病状は回復しないのだ。
青白い顔をして眠るレヴの頬は、日一日とこけてきている。
(……お二人はこんなに長い間一体どこへ行かれてるのかしら…
このままでは、もしかするとレヴさんは……
…いえ!そんなこと考えちゃ駄目だわ!
こんな時だもの。
私がしっかりしなくては…!)
ジネットは、自分にそう言い聞かせたが、レヴの顔を見ていると不安は膨らむばかりだった。
(一体、どうすれば良いのかしら?
私はここを離れることは出来ないし…
ヴェールさんやサリーさんも、もしかしたらレヴさんのことででかけられたのかもしれないけど…
でも、それならどうか早く帰ってきて…!
早くしないとレヴさんが…!)
弱々しい寝息を立てて眠るレヴの傍らで、ジネットは心細さにそっと涙を拭った…



