「ねぇねぇ、ヴェール、本当にここで待ってて大丈夫なのかい?」
「当たり前じゃないですか。
彼等に何をされるというんですか?
それに今ここで逃げてどうするんです。
彼らに会うために今まで苦労して来たんじゃないですか。」
「それはそうだけど……あんた…いつの間にか本当にしっかりしてきたよね。」
「え?」
「いや、なんでもないさ…
でも…彼らは本当にいたんだね…!
やっと会えたんだね…!」
「そうですよ…
ついに会えたんです。」
「じゃ、ヴェールも、やっとおじいちゃんやおばあちゃんにも会えるんだね!」
「…え…?」
サリーの言葉にヴェールは、はっとした。
ここに来たのはレヴのためだけではなく…
自分と同じ種族に会えるということと、その上に血の繋がった肉親に会えるのだということにヴェールは気付いた。
両親を亡くしてからというもの、ずっとひとりぼっちだと思っていたが、そうではなかったのだ。
忘れていた事実を思い出した途端、ヴェールの瞳に涙が込み上げる……
「失礼します。」
高ぶった感情を押さえる間もなく、先程のヨンネとさらに二人の見知らぬ男女が部屋の中に現れた。
ヨンネの気の遣い様から、どうやら、この二人がこの村の長のような人物ではないかとヴェールは考えた。
「お待たせ致しました。
私はディサ、そして、こちらはユスカです。」
そう言ったのは、気品のある美しい女性の方だった。
「はじめまして。
私はヴェール、そして、こちらはサリーさんです。
突然の訪問をどうぞお許し下さい。」
「ヨンネから聞きました。
あなた方は、迷ってこちらに来られたわけではなく、なんらかの目的を持ってここへ来られたのですね。」
「そうです。
しかし、決してあなた方に危害を与えるような事ではありません。
実は私は……」
そういうと、ヴェールは上着の袖をまくりあげ、自分の薄い緑色の肌を彼等の前に差し出した。
「……まさか、あなたは…!!」
「そうです。私もあなた方と同じ森の民…
……とはいっても、全部ではないのですが…」
「全部ではない…?
そ、それは、まさか…!!」
三人の森の民は、今にも気を失いそうな程に驚き興奮していることが二人には感じられた。
中でもディサの動揺の度合いは、尋常ではなかった。
「当たり前じゃないですか。
彼等に何をされるというんですか?
それに今ここで逃げてどうするんです。
彼らに会うために今まで苦労して来たんじゃないですか。」
「それはそうだけど……あんた…いつの間にか本当にしっかりしてきたよね。」
「え?」
「いや、なんでもないさ…
でも…彼らは本当にいたんだね…!
やっと会えたんだね…!」
「そうですよ…
ついに会えたんです。」
「じゃ、ヴェールも、やっとおじいちゃんやおばあちゃんにも会えるんだね!」
「…え…?」
サリーの言葉にヴェールは、はっとした。
ここに来たのはレヴのためだけではなく…
自分と同じ種族に会えるということと、その上に血の繋がった肉親に会えるのだということにヴェールは気付いた。
両親を亡くしてからというもの、ずっとひとりぼっちだと思っていたが、そうではなかったのだ。
忘れていた事実を思い出した途端、ヴェールの瞳に涙が込み上げる……
「失礼します。」
高ぶった感情を押さえる間もなく、先程のヨンネとさらに二人の見知らぬ男女が部屋の中に現れた。
ヨンネの気の遣い様から、どうやら、この二人がこの村の長のような人物ではないかとヴェールは考えた。
「お待たせ致しました。
私はディサ、そして、こちらはユスカです。」
そう言ったのは、気品のある美しい女性の方だった。
「はじめまして。
私はヴェール、そして、こちらはサリーさんです。
突然の訪問をどうぞお許し下さい。」
「ヨンネから聞きました。
あなた方は、迷ってこちらに来られたわけではなく、なんらかの目的を持ってここへ来られたのですね。」
「そうです。
しかし、決してあなた方に危害を与えるような事ではありません。
実は私は……」
そういうと、ヴェールは上着の袖をまくりあげ、自分の薄い緑色の肌を彼等の前に差し出した。
「……まさか、あなたは…!!」
「そうです。私もあなた方と同じ森の民…
……とはいっても、全部ではないのですが…」
「全部ではない…?
そ、それは、まさか…!!」
三人の森の民は、今にも気を失いそうな程に驚き興奮していることが二人には感じられた。
中でもディサの動揺の度合いは、尋常ではなかった。



