灰色に変わったアマゾナイトの指輪…
サリーがふと手をかけると、その指輪は不思議なくらいにすっと自然にレヴの指を離れた。
(……指輪が…!
……祈りが通じたんだ…!!
星の石があたしの願いを聞いてくれたんだ…!)
サリーは、レヴの腕をそっと毛布の中に戻した。
(……レヴ…もう大丈夫だよ…安心しな。)
レヴの顔を見つめていると、サリーの頭の中に様々な記憶がよみがえる。
レヴに出会ってから今までの出来事が次から次へと溢れ出すのをサリーは感じた。
そう長くはなかったけれど、今までとはまるで違った日々……
(そうだね…今まではこんな思いをしたことはなかった。
いつもいつも飲んだくれて、明日のことなんて考えたことなんてなかった。
旅に出たこともなかったし、誰かのために役に立ちたいなんて思ったことなんて、今まで一度もなかったよ…
ただ、無駄に時を過ごすだけの日々…
そして…悲しいことばかりだった幼いあの頃…
……ありがとう…
あんたのおかげで、あたしも少しは変われたみたいだよ……)
「サリーさん……?
どうかなさったのですか?」
戻って来たジネットが、サリーの異変に気付き、声をかけた。
「ジネット……あたしちょっとでかけてくるから…すまないけどレヴのこと頼むよ。
……ジネット、あんたが探してる人に早く会えることを祈ってるよ。」
「サリーさん、何かあったのですか?」
「……何もありゃしないさ。」
サリーはジネットに明るく微笑み、部屋を後にした。
部屋に戻ると、サリーはバッグの中から包みを取り出した。
そして丁寧にそれを開く。
中に入っていたのは、淡いピンクのドレス…
コスモスの柄の女性らしいしなやかなドレス…
(……本当に馬鹿なんだから…)
サリーは着ている服を脱ぎ、そのドレスに着替えた。
大きな窓ガラスを鏡代わりに全身を映す。
そこに映る自分の姿はお世辞にもドレスが似合っているとは言えなかった。
サリーがふと手をかけると、その指輪は不思議なくらいにすっと自然にレヴの指を離れた。
(……指輪が…!
……祈りが通じたんだ…!!
星の石があたしの願いを聞いてくれたんだ…!)
サリーは、レヴの腕をそっと毛布の中に戻した。
(……レヴ…もう大丈夫だよ…安心しな。)
レヴの顔を見つめていると、サリーの頭の中に様々な記憶がよみがえる。
レヴに出会ってから今までの出来事が次から次へと溢れ出すのをサリーは感じた。
そう長くはなかったけれど、今までとはまるで違った日々……
(そうだね…今まではこんな思いをしたことはなかった。
いつもいつも飲んだくれて、明日のことなんて考えたことなんてなかった。
旅に出たこともなかったし、誰かのために役に立ちたいなんて思ったことなんて、今まで一度もなかったよ…
ただ、無駄に時を過ごすだけの日々…
そして…悲しいことばかりだった幼いあの頃…
……ありがとう…
あんたのおかげで、あたしも少しは変われたみたいだよ……)
「サリーさん……?
どうかなさったのですか?」
戻って来たジネットが、サリーの異変に気付き、声をかけた。
「ジネット……あたしちょっとでかけてくるから…すまないけどレヴのこと頼むよ。
……ジネット、あんたが探してる人に早く会えることを祈ってるよ。」
「サリーさん、何かあったのですか?」
「……何もありゃしないさ。」
サリーはジネットに明るく微笑み、部屋を後にした。
部屋に戻ると、サリーはバッグの中から包みを取り出した。
そして丁寧にそれを開く。
中に入っていたのは、淡いピンクのドレス…
コスモスの柄の女性らしいしなやかなドレス…
(……本当に馬鹿なんだから…)
サリーは着ている服を脱ぎ、そのドレスに着替えた。
大きな窓ガラスを鏡代わりに全身を映す。
そこに映る自分の姿はお世辞にもドレスが似合っているとは言えなかった。



