次の日の朝…
私は小鳥達のさえずりで目を覚ました。
(なんと美しい…)
あたりには色とりどりの花が咲き乱れ、濃い緑色の木々の葉と絶妙のコントラストを醸し出している。
(ここもまた天国だな。)
そう思った時、私はまたあのめまいに襲われた。
動悸が激しくなる…
なんとも言えない気分の悪さに私はじっと耐える。
「レヴさん!どうしました?
大丈夫ですか?」
「だ…大丈夫だ…」
私はそう答えるのが精一杯だった。
サリーが水筒の水を飲ませてくれた。
水を飲んでしばらくすると、ようやく私の気分は落ち着いた。
(あの眩暈は何なのだ…?
私の身体はどうなっているというのだ…?)
「すまなかったな……
もう大丈夫だ…
さぁ、行くとしよう…」
「そんなに急がなくっていいさ。
まだ顔色が悪いよ…」
「いや、もうなんともない…」
立ちあがると少しふらつく感があったが、二人には悟られないようにふるまった。
彼らに、もうこれ以上、心配をかけたくなかった。
だから、私は何事もないようにふるまった。
東の村も、あの南の森と同様に自然に恵まれたとても美しい場所だ。
景色を見ていると、私の不安もどこか薄れるような気がした。
しばらく歩いて行くと、数軒の民家が目に映った。
これもまた南の森にあったものとほぼ同じような造りの家だった。
「行ってみよう!」
私達は、まっすぐにその中の一軒の家を訪ねた。
期待不安に高まる気持ちを押さえ、私は力を込めて扉をノックした。
しかし、それに応える者はなく……
やはり、玄関に鍵はなく、部屋の中には、長年、人が住んでいない事を感じさせる湿めったにおいが立ちこめていた。
「……残念ながらここではなかったようですね…」
私は小鳥達のさえずりで目を覚ました。
(なんと美しい…)
あたりには色とりどりの花が咲き乱れ、濃い緑色の木々の葉と絶妙のコントラストを醸し出している。
(ここもまた天国だな。)
そう思った時、私はまたあのめまいに襲われた。
動悸が激しくなる…
なんとも言えない気分の悪さに私はじっと耐える。
「レヴさん!どうしました?
大丈夫ですか?」
「だ…大丈夫だ…」
私はそう答えるのが精一杯だった。
サリーが水筒の水を飲ませてくれた。
水を飲んでしばらくすると、ようやく私の気分は落ち着いた。
(あの眩暈は何なのだ…?
私の身体はどうなっているというのだ…?)
「すまなかったな……
もう大丈夫だ…
さぁ、行くとしよう…」
「そんなに急がなくっていいさ。
まだ顔色が悪いよ…」
「いや、もうなんともない…」
立ちあがると少しふらつく感があったが、二人には悟られないようにふるまった。
彼らに、もうこれ以上、心配をかけたくなかった。
だから、私は何事もないようにふるまった。
東の村も、あの南の森と同様に自然に恵まれたとても美しい場所だ。
景色を見ていると、私の不安もどこか薄れるような気がした。
しばらく歩いて行くと、数軒の民家が目に映った。
これもまた南の森にあったものとほぼ同じような造りの家だった。
「行ってみよう!」
私達は、まっすぐにその中の一軒の家を訪ねた。
期待不安に高まる気持ちを押さえ、私は力を込めて扉をノックした。
しかし、それに応える者はなく……
やはり、玄関に鍵はなく、部屋の中には、長年、人が住んでいない事を感じさせる湿めったにおいが立ちこめていた。
「……残念ながらここではなかったようですね…」



