二人の気持を考えると、私の胸には熱いものがこみあげた。
(二人の気持ちはありがたいが、その好意に甘えて良いはずはない。
いや、だからこそ甘えられない…
だが、今、そんなことを言っても二人が聞き入れるわけはない。
幸いにも、今は指輪がはずれないだけだ。
他に何事かが起きているわけではない。
今は現状維持だ…
森の民の村を探し出し、ヴェールと引き合わせること。
何事かが起きるまでは、ただそれだけを考えていこう…)
私の気持ちは固まった。
「ヴェール、いつもの薬持ってるかい?」
「ええ、ありますよ。」
「ホント、馬鹿なんだから…!」
サリーはブツブツと文句を言いながら、私の傷付いた指に薬を塗り、包帯を巻き直してくれた。
「あんたね、こんなことしてたら、指が動かなくなるよ!
こんなことは二度としないこと!わかったね!
それから、石に何か変わったことがあったら、すぐに言うんだよ。
あんた、馬鹿なんだからどうせまともなことは考えられないんだから、私達にすぐに言うんだよ!」
「……わかった…」
(…何かがあっても、言えるわけなどないではないか…)
心の中ではそう思いながらも私はサリーの言葉に頷いてみせた。
「とりあえず、このことはジネットには黙っとこうね。」
「当然だ…
彼女には関係のないことだ…」
「そうだね。
ジネットには大切な人もいるんだもんね。
そういえば、ジネットの用事って何なのさ?」
「例の方の手掛りがみつかったようです。」
「そっか〜…
それは良かった…!
じゃ、もしかしたら、ここでジネットとは分かれることになるかもしれないね。
あ!これってもしかしたら、愛の洞窟のロードナイトのおかげだったりして?!」
「私も実はそうではないかと思ったんですよ。
本当にあの石はすごい石だったんですね!」
(二人の気持ちはありがたいが、その好意に甘えて良いはずはない。
いや、だからこそ甘えられない…
だが、今、そんなことを言っても二人が聞き入れるわけはない。
幸いにも、今は指輪がはずれないだけだ。
他に何事かが起きているわけではない。
今は現状維持だ…
森の民の村を探し出し、ヴェールと引き合わせること。
何事かが起きるまでは、ただそれだけを考えていこう…)
私の気持ちは固まった。
「ヴェール、いつもの薬持ってるかい?」
「ええ、ありますよ。」
「ホント、馬鹿なんだから…!」
サリーはブツブツと文句を言いながら、私の傷付いた指に薬を塗り、包帯を巻き直してくれた。
「あんたね、こんなことしてたら、指が動かなくなるよ!
こんなことは二度としないこと!わかったね!
それから、石に何か変わったことがあったら、すぐに言うんだよ。
あんた、馬鹿なんだからどうせまともなことは考えられないんだから、私達にすぐに言うんだよ!」
「……わかった…」
(…何かがあっても、言えるわけなどないではないか…)
心の中ではそう思いながらも私はサリーの言葉に頷いてみせた。
「とりあえず、このことはジネットには黙っとこうね。」
「当然だ…
彼女には関係のないことだ…」
「そうだね。
ジネットには大切な人もいるんだもんね。
そういえば、ジネットの用事って何なのさ?」
「例の方の手掛りがみつかったようです。」
「そっか〜…
それは良かった…!
じゃ、もしかしたら、ここでジネットとは分かれることになるかもしれないね。
あ!これってもしかしたら、愛の洞窟のロードナイトのおかげだったりして?!」
「私も実はそうではないかと思ったんですよ。
本当にあの石はすごい石だったんですね!」



