「レヴ!あんた、その手どうしたのさ!」
部屋に戻ったサリーは、私の手の包帯に気付き、問い質す。
「これは…ちょっと湿疹が……」
私は、手を後ろに隠した。
「見せてみな!」
「よせ!やめないか!」
サリーはいやがる私の手を掴み、包帯を取り去った。
「レヴさん!その手は…!?」
「まさか……!
レヴ、何があったんだい!
話してみな!」
「……何もない…
ただ…怪我をしただけだ…」
「何もないわけないだろう!
その石に何かあったんだね。」
「石に?」
事情を知らないヴェールは、不思議そうにサリーの顔をじっとみつめる。
「やめろ、サリー!
ヴェールは何も知らないのだ。」
「レヴさん、私が何を知らないのですか?
どうか教えて下さい。
少しでもあなたのお力になりたいのです。」
「……なんでもない。」
「レヴさん!私のことを信頼していただけないのですか?
なぜ、教えて下さらないのです。」
「君は知る必要はない。」
私はきっぱりとそう言った。
「レヴはあんたに危険が及ぶんじゃないかと心配してるんだよ。」
「やめろと言っているだろう!!」
「そんな水臭い心配はよして下さい!
私はもう以前の私ではありません。
たとえ何が起ころうと、自分の身は自分で守れます。
問題があるのなら、どうか、私にも話して下さい!」
「……そんな生易しいものではないのだ…君に話したところで……」
「レヴのアマゾナイトは『魔石』なんだ…」
「サリー…!!」
私はサリーを睨み付けたが、もう遅い。
こうなることは予測していなかったわけではない。
たとえ、今は隠せたとしても、サリーはきっといつかヴェールに話してしまうだろうと考えていた。
「サリーさん……魔石…とは、何なんですか?」
「ヴェール……石は願いを叶えてくれるだけじゃないんだ。
石には人間の念…つまり、想いが宿る。
中にはごく希にものすごく性悪で根深い想いがこもったものがあるのさ。
預言者シャルロの話によると、レヴのアマゾナイトはそういう類いの石らしいんだ。」
「それを持っていると何か悪いことがあるということですか?」
「そうなんだ…
何が起きるか、今はまだわからないけど…
とにかく、とんでもなく悪いことが起きるはずなんだよ。」
部屋に戻ったサリーは、私の手の包帯に気付き、問い質す。
「これは…ちょっと湿疹が……」
私は、手を後ろに隠した。
「見せてみな!」
「よせ!やめないか!」
サリーはいやがる私の手を掴み、包帯を取り去った。
「レヴさん!その手は…!?」
「まさか……!
レヴ、何があったんだい!
話してみな!」
「……何もない…
ただ…怪我をしただけだ…」
「何もないわけないだろう!
その石に何かあったんだね。」
「石に?」
事情を知らないヴェールは、不思議そうにサリーの顔をじっとみつめる。
「やめろ、サリー!
ヴェールは何も知らないのだ。」
「レヴさん、私が何を知らないのですか?
どうか教えて下さい。
少しでもあなたのお力になりたいのです。」
「……なんでもない。」
「レヴさん!私のことを信頼していただけないのですか?
なぜ、教えて下さらないのです。」
「君は知る必要はない。」
私はきっぱりとそう言った。
「レヴはあんたに危険が及ぶんじゃないかと心配してるんだよ。」
「やめろと言っているだろう!!」
「そんな水臭い心配はよして下さい!
私はもう以前の私ではありません。
たとえ何が起ころうと、自分の身は自分で守れます。
問題があるのなら、どうか、私にも話して下さい!」
「……そんな生易しいものではないのだ…君に話したところで……」
「レヴのアマゾナイトは『魔石』なんだ…」
「サリー…!!」
私はサリーを睨み付けたが、もう遅い。
こうなることは予測していなかったわけではない。
たとえ、今は隠せたとしても、サリーはきっといつかヴェールに話してしまうだろうと考えていた。
「サリーさん……魔石…とは、何なんですか?」
「ヴェール……石は願いを叶えてくれるだけじゃないんだ。
石には人間の念…つまり、想いが宿る。
中にはごく希にものすごく性悪で根深い想いがこもったものがあるのさ。
預言者シャルロの話によると、レヴのアマゾナイトはそういう類いの石らしいんだ。」
「それを持っていると何か悪いことがあるということですか?」
「そうなんだ…
何が起きるか、今はまだわからないけど…
とにかく、とんでもなく悪いことが起きるはずなんだよ。」



