十五の石の物語

「レヴに魔石についての話をしたんだね?」

「あぁ……いけなかったかい?」

「そのことはレヴも前から知ってるからいけないってことはないけどさ。
……その時、なんか変わった様子はあったかい?」

「いや…自分の周りには特に変わったこともないし、とりあえず、今は森の民の村を探す事が自分のすべきことだ…ってなことを言ってたぜ。
特に、魔石のことも気にしちゃいないようだったが……」

そう言いながら、シャルロは頭をひねる。



「そっか…
じゃ、そのことじゃないのかなぁ…
でも、そうなると他に思い当たることがないんだよ。」

「そいつは困ったもんだなぁ…」

「なにか良い案はないかい?
レヴについて視えることとか、さ……」

「そうは言われてもなぁ…
俺にも何も視えちゃこねぇ。
こんな時は……神頼みでもするしかないか!?」

「神頼みぃ?!馬鹿言ってんじゃないよ!
真剣に考えておくれよ。」

サリーは、苛々とした様子で拳でテーブルを叩いた。



「そう言われてもなぁ……」

シャルロはそのまま口篭もり、二人はすっかり行き詰まる。