十五の石の物語





「あ、あそこにベンチがあるぞ。
ジネットさん、疲れたじゃろ?
あんたはあそこで待っとったら良い。
わしがそこらでちょっと話を聞いて来るから。」

「大丈夫です。私もご一緒に行きますわ。」

「いいから、いいから。」


フランツはそう言うとあっという間にどこかへ去って行った。
ジネットは仕方なく、フランツに言われた通りにベンチに座り、フランツを待つことにした。