「に、ニーナ!?」 お父様が近寄ってくる。 「大丈夫だ!!大丈夫!!なんとかする!!」 「大丈夫です。お父様」 「そうだ!大丈夫だ!かわりのものを選んでやるからな!!大丈夫だ!」 「いいえ。結構です。気持ちだけいただいておきますわ。」 父は驚いた様子で見上げる。