そんな愚かな奴らを死刑に処するのが俺の仕事なわけで。 現在この黒と赤が入り交じった景色の中にいるのもそのためである。 倒れ伏した何人かはまだ微かに動いているが、多分、もう間に合わないだろう。 あとはここを燃やして帰るだけ。 愚かで無能な連中は炎に焼かれてどこかへ消えていく。 死人が向かう先なんて、知ったことではないんだけれど。