「先生〜っ!また青羅ちゃんが嘘ついてます。」 「まあ!青羅ちゃんうそはよくありませんよ。」 「せんせい…っぢがいまず…青羅は嘘なんかついてないもん」 「嘘ついたもんっ!妖精とか人魚とかいるとか見たとか言うんだよ!」 「だって…本当だもん。」 泣きながら先生に訴えた小学一年生の冬。 本当に私は人魚も妖精もいるって信じている…