「…早く、早く、はやく…。」 僕は、朔夜の為にやらなければならない。 山城を裏切っても。 関係ない人間を巻き込んでも。 世界を敵に回しても。 なんとしても、『IZAYOI』の起動修正プログラムを送り込み、帰還後の落下地点を変えなければならない。 目的地は日本。 僕は、斎藤の頭の上に神の鉄鎚を落としてやる……!!