「いつ?どこに?」 「一週間後。隣の県だから近いよ」 さすがに学校ちがくなるし、あんまり逢えないけど。 なんて言って少し笑った愛美が俺の腰に回している腕に力をいれた。 まるで、離れたくないとでも言うように。 俺は何も言わずに愛美の腕をとんとん叩いた。 秋の風が2人乗りする俺らの周りで舞い遊ぶ。 その風には冬の冷たさが少し混ざっていて、俺らの体温が絡み合う。