ありえねえって[完]





「なんで相馬はいつも来んの。」



海月は上を見たまま、俺に言う。
秋も深まった屋上のコンクリートはひんやりと冷たい。



「ん?…逢いたい人に近づける気がすっからさ。」

「逢いたい人…女か。」



………鋭い女……


言わなきゃよかった。




「ま、興味ないから。」

「……ははっ…あはははっ!!!」