「俺は、由美ちゃんが好きだ。引っ越しても...由美ちゃんが好きだ。」 「...智也くん。」 「由美ちゃんは...受験...どこ目指してるのか知らないけど...お父さんの実家近辺の大学受けるなら、俺もそっち方面の大学受けるし... それに...今まで由美ちゃんが色々我慢してきた事とか... 俺が全部由美ちゃんに経験させてやるから...だから...」 「...智也くん...あたし...」 「...だから--...」