パソコンの電源をつける。

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―――当たり前だ。そんなすぐには、あたしに会いに来てはくれない。

まだ、瀬野らしき人物にフォローはされていなかった。

分ってはいたけど、落胆は隠せない。

「いやいや、そりゃ、クラスメイトAだしね。」

怜は自分に言い聞かせ、
「帰宅ー≧(´▽`)≦」
と打ち込む。

すると、もう居たらしい友達から返信が来る。
「お帰りー(´∀`)」
「おかえりなさーい^^」
そうして、顔も知らない彼らとのやりとりが、今日も始まる。