「ふう………。」

家に帰って来た怜は一息つく。

毎日、同じテープを再生しているかの様に
変わり映えのない怜の1日。

そんな怜の平和な1日に乱入者が。

『じゃあ、そのうちフォロー行く。』

そう言って、瀬野はチャイムを機に自分の席に戻って行った。

もしかしたら、瀬野はクラスでやっている人があまり居ないから、
自分に目を付けたのかもしれない。

ネット上で友達がほしかったのかもしれない。