何となく、電車に乗る。
いや、これは所謂ルーチンなんだけれども。
いつも決められた車両に乗る。
だってここが一番おりやすい場所だから。
でも、どうしてそんなこと頭の中に記憶されているんだ?
なんで人間は何かを認識することができるんだろうか?
「ドアが閉まります。」
そしてまた、電車が動く。
響け。モーター音もっと響け。
どうでもいいことを考えながら、つり革につかまる。
つり革かんがえたのって誰だろう。
ってか、私って誰だろう。
どうでもいい疑問と、答えのない疑問の中で
私は電車に揺られている。
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