勿論…車の在処はすぐに分かった

助手席側から中を覗くと窓が開いた

「乗りな」

「あっはい…」

そぉっとドアを開けて、四駆なので少し背伸びして助手席へ座った

「…」
そりゃ黙るよ…車の設備が凄い…


「ごめんな。こんな時間に呼び出して」

「いえっ。仕事大丈夫なんですか?」


「明日朝からだから時間は大丈夫。」



「はぁ」


てかいつ寝るの?
「よくかけてきたな」

「え?」



「電話だよ…」


隣でタバコを加える瑠はかなりカッコイイ


夢かと勘違いするぐらい


「いや…なんとなく最後の言葉が…」



「怖かった?」


「いや~どういう意味かと…イタズラならいいかと…」