それから、私は芹沢の後をついて、一つの綺麗な店についた


島原には、昨日ほど人はいなくパラバラと歩いているほどだった


「芹沢じゃ!!開けろ」


芹沢が店先で近所迷惑もいいところと言うくらいの声で叫んだ


すると、店の扉があき、主人らしき人がでてきた



「芹沢はん、中へ……天神が待っておりますゆえ」



「天神…って、天神さん?」


すると、芹沢はまたニヤァッと笑った


「いいから早くはいるぞ」


「はい!」



私と芹沢は、店に入っていった