広間につくと、山南さんと、原田さん、藤堂さん、永倉さん、斉藤さんが座っていた
私は、右に沖田さん、左に藤堂さんという席に座った
どうやら、近藤さんとトシさんを待っているらしい
永倉さんに関しては、ご飯をこれでもかと言うくらい見つめていた
「風珱ちゃん、総司おはよう」
「藤堂さん、おはようございます」
藤堂さんの挨拶に笑顔で答えると、藤堂さんの顔が歪んだ
「その……藤堂さんってなんかやだからさ……う〜ん……平助でいいよ」
「じゃあ……平助君?」
私の言葉に嬉しそうに可愛らしく笑う藤堂さん
女の私でも、ドキッとしてしまうほど可愛いかった
「うん!!じゃあ、俺も風珱って呼んでいい?」
「はい!」
すると、藤堂さんはまた嬉しそうに笑った
なんだか、仲良くなれた気がして嬉しいな