「では、風珱は今日から儂の家族同然じゃ……よし!今日から、八木邸に住むとよい……儂から土方にいっておく……」


「ありがとうございます」


私が頭を下げると、芹沢はいつもの用に笑った


「少し待っておれ、土方の所へ行ってくる………そうじゃのう……そこに紙と筆があるから、風珱の夢とやらを書いていたらどうじゃ?」


「はい!!」


私は笑顔で頷いた


そして、芹沢は部屋をでた




私は、早速机に向かった


筆をとり、夢について考える



やりたいことを考えれば考えるほど、無限にやりたいことは出てくるがその中でも、特にやりたいことを書き出していった









「ふぅ………書き終わった」






暫くすると

「風珱、戻ったぞ」


と言う声と共に、芹沢が帰ってきた




私が芹沢の方に向き直ると、芹沢は私のまえにドカッと座った


「土方達は大丈夫じゃと言っておった……夕方になったら、来いと言っておった」


「わかりました」



「所で風珱……お主の叶えたい事は書き終わったのか?」


私は笑顔で頷いた


私は、さっき一生懸命かいた紙を芹沢に渡した



「どれどれ………」


芹沢は、紙を見るなりポカンとした