桜鈴姫†出逢ひの刻†



と、まぁこんな感じでございます……─────和宮様?」



私が話終えると、和宮様は下を向いてしまわれた



もしかして、話がつまらなかった……



「あはははははっ!!面白いっ!!こんな面白い話ははじめてです」


のではなかったらしい




和宮様にはとても面白かったらしい


「では、風珱さんの……家茂様の御母様は、とても面白い方なんですね…」


「はい……まぁ」


私が呆れぎみに頷くと、また和宮様は上品に笑った


「今日は素敵なお話しをありがとうございます……またいらっしゃってくださいね?」


和宮様の言葉に、ハッとして外を見ると、もう日が暮れかけていて、みごとな夕陽になっていた



「こんどは、和宮様のお話しも聞かせてください」


すると、和宮様は笑顔で頷いてくださった



そして、私は部屋に戻った