トゲ夫の掌に乗っている心臓がパカァッと開いた 風が起こり何処からか桜が舞い踊る………………… いつのまにか美佳は地面に這いつくばっていた 見覚えのある光景 此処はどこ?何故に体が痛いの? 「ブォンブォンブォー」 騒音に顔を上げると、真実達のバイクが走り去るのが見えた 「チッ…クショー」 美佳は砂を噛んだ………… 「あっ………」 その時、ある物が目に入った ボロボロになった特効服………………。大好きだった、特効服……………。 美佳は重い体を引き摺って特効服に手を伸ばした 「う、うぅ……」 破れた特効服を胸に抱き、血と涙を流す………。この特効服は大切な物、真実と作った大切な物。


