美佳はサトエの隣に座った 「サトエ、さっきはごめん!」 サトエは怪しく唇の端を上げて笑う 「別にぃー!てか……」 サトエが美佳の耳元で何か囁いた 「…っな」 美佳は大きく目を見開き、くびを横に振った 「ミンミィ、嫌なん?」 サトエが美佳の腕を掴んだ 「うちら、マブダチっしょ?何、違うん?」 美佳は又、慌ててくびを横に振りながらチラッと真実を見た 真実はナオキにぴったりくっついて話している 嬉しそうなナオキを見ていたら、段々苛々してきた


