「話は変わるが、蓮君とスイーツ食べ歩き
をするとか言っていなかったかい」
「そうなの、昴さんも蓮君がお持ちになる
スイーツ全部美味しいと思いません」
「そうだね。甘い物があまり得意でない
私でも、彼が持って来てくれる物は
程よい甘さでとてもいい」
「そう思いますでしょ
この場所で食べるのも好きですけど
お店に行って食べるのもいいと思うの
昴さんとお付き合いする前はよく
皐月と健一と3人で食べに行ってたわ」
「私は、家のシェフかホテルでオーダー
して作って来てもらったものかだから」
「そうね」
「弘恵は母さんとその事で
意見が違ったね」
「私は、シェフが作った物もいいけど
やっぱり妻である私の手料理を
昴さんに食べてもらいたかったの
清人が産まれてからは母親の作った
食事で育てたいって思いが強かったの」
「私は、それでよかったと思ってるよ
息子達が好きな母親の料理は?と
聞かれても答える事ができるからね」
「昴さん」
「私は、答えられないからね
離乳食から全て家のシェフの味」

