僕の大切な人





「小さい頃は、志穂とよく遊んでたけど
大きくなるにつれ、会う機会も減ったな」

「そうだったな」

「最後に会ったのは、志穂が高校卒業した日
俺達を含め、7人で食事をした日を最後に
志穂は、NYの大学に留学した」

「俺は、如月に就職せず違う会社に就職した
食事会は、志穂の卒業祝いと大学の入学祝
俺の卒業祝いと就職祝いの食事会だったな」

「あぁ」

「兄貴、俺はたとえ志穂でも蓮を傷つけたら
容赦するつもりないからそれだけ言っておく」

「だろうな」

「兄貴もそうだろ、たとえ志穂でも
義姉さんが傷つくような事があったら
許せるのか」

「それは、無理だ
志穂を傷つける事になっても」

「だろ」

「そうだな」